まだあどけなさの残る12歳のジャニーズJr.森本慎太郎、今年の文字は「初」!
12日、丸の内ピカデリー1で映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』の初日舞台あいさつが行われ、森本慎太郎、桑島真里乃、檀れい、マイコ、中村嘉葎雄、原作・脚本の小山薫堂、松岡錠司監督が登壇した。
映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』写真ギャラリー
先日、日本漢字能力検定協会によって、今年の漢字として「新」が選ばれたことが発表されたが、12月12日は漢字の日ということで、登壇者も今年の一文字を発表。壇上に用意されたパネルに、本作主演のジャニーズJr.森本が毛筆で文字を披露することになった。松岡監督は森本に「本番に強い子だから、バシッといけよ」とエールを送っていた。一画ずつ丁寧に書く森本に、周りも息をのんで見守っていたが、そんな森本を応援するように、松岡監督からも「いいね! 慌てるなよ、そこは粘って、そうそうその調子!」といった具合に本番さながらの演技指導が入ったり、その横で中村が筆に墨を付けてやったりするなど、12歳の森本を周りの大人たちがサポートし、温かい目で見守っていた。
見事「初」という文字を書き上げた森本は、「かすれたところがいっぱいあって、失敗でした」とちょっぴり反省している様子を見せ、松岡監督も「ボクの指導がうまくなかったね。75点くらいかな」と少し辛口の評価だったが、司会者が「そんなことないですよね」とコメントすると、会場からは大きな拍手がわき起こっていた。この「初」という文字に込めた思いについて森本は「今年は初めてのことがいっぱいだったからです。海外も行ったし、映画も今日から公開でしたから」と話すと、壇も「のびのびした文字ですよね。現場でも臆(おく)することなく、草太を演じ切っていて、彼のおおらかさが現場を明るくしてくれました」とまだあどけなさの残る12歳の初々しい少年との共演を振り返っていた。
本作は映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡監督と、映画『おくりびと』の小山がタッグを組んだ感動物語。雪深い北国の村を舞台に、貧しい家に生まれても絵に情熱を傾ける少年と、裕福な家に生まれた少女、そして一匹の犬が織り成すピュアで切ないラブストーリーだ。
映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』は全国公開中