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フィギュア安藤美姫が映画に初出演!セリフは「先生いこう!」荒川静香、伊藤みどりも出演!

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写真はGPファイナル 女子公式練習時の安藤美姫
写真はGPファイナル 女子公式練習時の安藤美姫 - Photo:YUTAKA/アフロスポーツ

 冬季オリンピック直前の2010年2月に、40歳のフィギュアスケーターがオリンピックを目指すという本格的スケート映画『COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター』が公開されるが、本作に佐野稔伊藤みどり荒川静香安藤美姫というフィギュアスケーターのメダリスト4人が出演することがわかった。

 本作は、フィギュアスケーター安藤美姫選手の元サポートコーチであり、ユニクロのCM出演などでも活躍するプロスケーターの西田美和が主演。彼女のバイオグラフィーを基に、華やかなフィギュアスケートの世界を舞台に、主人公の40歳のフィギュアスケーター美和が、かつての夢であるオリンピックを目指すという本格的フィギュアスケート映画だ。この映画に花を添えるのが4人のメダリスト。

 佐野稔は、解説者としての芝居を披露し、荒川静香からはイナバウアーを交えた映像を、伊藤みどりからは見事なジャンプを披露した映像が提供され、安藤美姫選手はミステリアスなスケーターとして、西田美和と一緒に滑るシーンで共演を果たしている。安藤には「先生、いこう!」というセリフもあり、映画初出演にして、堂々とした演技を見せる。

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 監督・原案・脚本を務める室希太郎は、安藤の演技について、「撮影で印象的だったのは、安藤選手は演じるというスキルが自然に備わっているんだな、と感じました。 こちらが要求する動きや、表情など瞬時に感じ取ってくれてこうしてほしいということに、すぐに反応してくれました」と大絶賛。普段からフィギュアスケーターという表現者として一流の彼女には、女優としての素質も十分に備わっているのかもしれない。撮影の最後には、「自分にもすごくいい経験になった!」と安藤選手が感想を言っていたそうだ。

 しかし、安藤の出演はかなりデリケートな問題だったらしい。バリバリの現役選手でオリンピック前。スケート以外の仕事になってしまうので成績が落ち込んでいたら、映画出演どころではない。しかし、好機はやって来た。撮影は2009年の春先(5月)に安藤選手のコンディションのよい日があり、アメリカへの合宿前に2、3時間だけ撮影を許されたのだ。

 そのほかの出演者には、ライバルのフィギュアスケーター役に時東ぁみ、元恋人に金子昇、美和のコーチ役で怪演をみせるのは、ドラマ・バラエティでも大人気の平泉成。また、村主章枝の実妹でプロスケーター・村主千香、写真家・篠山紀信の息子篠山輝信など、バラエティにとんだ面々が名を連ねる。エンディング曲は、つんくが作詞・作曲を手掛け小川真奈が歌う「MAP~未来の地図~」。本作の収益の一部はスケート関連団体に寄付されることが決まっている。

2010年2月6日(土)より、新宿K’s cinemaほか全国順次公開

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