来場者の8割がブルーのドレス!『(500)日のサマー』の一風変わった試写会
ゴールデン・グローブ賞作品賞、主演男優賞(ミュージカル・コメディー部門)にノミネートされるなど日本公開前から話題の映画『(500)日のサマー』のドレスコードがブルーという一風変わった試写会が行われた。
本作のヒロインであるサマーのキーカラーにちなんで、来場者の8割がドレスからピアスまでさまざまなブルーに身を包み、オシャレな試写会となった本作は、運命の恋を信じるトムと真実の愛を信じないキュートなサマーが繰り広げる、ちょっぴりほろ苦い恋愛ストーリー。ヴァラエティ紙の「注目すべき10人のライター」に選ばれたスコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバーが脚本を務め、音楽ビデオ界でその腕を磨いたマーク・ウェブの長編監督デビュー作となる。
上映後には「忘れていた恋する気持ちを思い出しました! 何だか元気が出た」(36歳・会社員)「いろんな恋愛があるので、またわたしも恋をしたい」(32歳・主婦)など映画の感想はもとより自身の恋愛と照らし合わせて語る人が続出するなど、恋心を刺激された参加者が多数を占めた。
大きな青い瞳が魅力のゾーイ・デシャネル演じるサマーのファッションは、花柄のワンピースやカーディガン、そのどれもが青を基調としており、来場者の女性からは「ちょっとレトロなファションやヘアメイクがかわいかった」との声も。青は冷静さや、集中力を高める心理的効果があるといわれている色。婚活ブームの昨今、ブルーを身にまとって新しい恋愛をスタートさせるのもいいかもしれない。そのとき『(500)日のサマー』は新しい恋愛の第一歩を踏み出す勇気を与えてくれる力強い作品になるだろう。
映画『(500)日のサマー』は2010年1月9日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほかにて全国公開