北島康介、声優初挑戦について単独インタビュー!漫画で泣くのは「ワンピース」ぐらい
大人気コミック「ONE PIECE ワンピース」シリーズの劇場版第10弾映画『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』でスペシャルゲストとして声優に挑戦したオリンピック金メダリスト北島康介(日本コカ・コーラ所属)に話を聞いた。
映画『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』写真ギャラリー
Q:初めて北島さんが「ONE PIECE ワンピース」シリーズに出会ったときのことを覚えてまいすか?
漫画「ワンピース」は連載当時から読んでいるんですが、自分が14歳とかそのくらいなんですよね。完ぺきにドンピシャ世代なんです。友達同士でもワンピースのことを話していたので、毎週ジャンプが発売されるのを、めちゃめちゃ楽しみにしていたのは覚えています。
Q:本シリーズの魅力はどんなところにあると思いますか?
たくさんあります。出だしから僕は大好きだったんですが、だんだんといろんな仲間が増えていくところが一番好きですね。それに漫画を読んで泣くのなんて、ワ ンピースぐらいだと思います。また、周りの助けがあって、自分が生きていくんだってことを教えてくれます。ワンピースは、当たり前過ぎて忘れがちなことを 思い出させてくれることが多いんですよね。
Q:オリンピックに行くときに、漫画を持っていくことはあったりするんですか?
あります! あります! 合宿に1か月行くときとかは、チームのみんなで手分けして持っていきますね。
Q:水泳という個人競技をやられてきた北島さんは、この作品に出てくる仲間たちには共感されますか? それともあこがれますか?
共感します。個人種目とは言われがちですが、僕らは一人で練習するわけではないんです。みんなで切磋琢磨(せっさたくま)しながら練習して、だめになってや めていく選手もいるし、一緒に夢を追い続けて練習している仲間もいます。たとえ世界に届かなかったとしても、頑張っている人たちというのは、自分にとって 大切な仲間なので、仲間意識というのはとても強いと思いますね。ライバルも、陸に上がれば大切な仲間なんです。
Q:いろいろなことに挑戦されている北島さんですが、今後の野望を教えてください。
水泳の選手としてまだまだ向上していきたいと思っています。今回のように、また新しいことにチャレンジさせていただくチャンスをもらえれば、またトライしてみたいと思います。でも、まずは自分のことを一生懸命頑張りたいと思います。
Q:最後に、小さい子どもたちがたくさん観に来る映画だと思いますが、夢をつかむために一番大切なことは何だと思いますか?
僕が生きているのはリアルな世界なので、とても厳しい世界です。目の前の夢をつかみ取るには、とにかく一生懸命、一つ一つの目標をクリアしていくことが大切 だって教えてあげたいですね。つらいことはたくさんあると思うんですが、問題が起きてもきちんと一つずつ解決していって、アクシデントが起きても焦らないで、目標を失わずに頑張ることが大切だって思います。