爆笑問題太田とテリー・ギリアム監督がまさかのキスで、ゲイ疑惑!?
14日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで映画『Dr.パルナサスの鏡』ジャパン・プレミアが開催され、テリー・ギリアム監督、主演のリリー・コール、爆笑問題らが登場した。
スペシャルゲストとして、ギリアム監督の大ファンだという爆笑問題の太田光、田中裕二が登場し、花束を渡すや、ギリアム監督と太田がいきなりのキスを披露! 驚く会場内に向かって太田が「昨夜一晩、一緒に過ごしました。実はゲイなんです」とボケると、会場からは大きな笑いが。さらに司会者から映画監督デビューが決まった太田に対してアドバイスを求められたギリアム監督は「僕はシリアスな映画監督なので、芸人と一緒にされたくないな」と返すと、「映画『アバター』に勝ってから言え!」と見事な掛け合いを見せた。
また松本人志や北野武など、芸人が監督に挑戦することについて聞かれた太田は「意識しないと言えばウソになるけど、意識していると言えばウソになりますけどね」とボケ、「次の作品はポルノであることは確かですね。タイガー・ウッズと海老蔵と、ロンブーの淳主演でね。撮ってからYouTubeに上げる」とさらなるボケを重ねていた。
そのボケとは対照的に、本作に出演したジョニー・デップから「わたしはとても悲しい事情から、この作品の一部になりましたが、過去にとどまってはいけないのです。この映画は祝福です。命をたたえているのです。これを完成させたテリー、ヒース、そしてかかわった人たちに敬意を表したい」といった内容の手紙を主演のリリーがまじめに朗読すると、会場からは大きな拍手が起きていた。
『Dr.パルナサスの鏡』は悪魔との契約で一人娘を奪われる運命にあるパルナサス博士が、謎の青年トニーに救いの希望を託すという幻想ファンタジー。撮影中にトニー役のヒース・レジャーが急死し、彼の友人でもあるジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウが代役を務めたことでも話題を集めている。
映画『Dr.パルナサスの鏡』は1月23日よりTOHOシネマズ 有楽座ほかにて全国公開