成海璃子、高校生書道ガールを「今しかできない」と宣言!ロケ地の四国中央市の市長を訪問
書道パフォーマンス映画『書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園-』が愛媛県四国中央市にて18日クランクインしたが、その前日、本作の主演を務める成海璃子、監督の猪股隆一が四国中央市の市長を表敬訪問した。
本作は日本テレビ系列で放映されている番組「ズームイン!!SUPER」主催の書道パフォーマンス「書道ガールズ甲子園」を映画化したもの。番組タイトルが「ズームイン!!朝!」の時代から10年近く書道パフォーマンスを放送していた同番組が2009年元旦、 「書道ガールズ甲子園」と題した大会を開催。全国の書道部の高校生たちが、音楽に乗せて縦横10メートル以上もある紙の上で書道を行い、視聴者からの大反響を受けたことから映画化の話が持ち上がった。
この日は休日でありながら50名を越える地元の人々が集まり、2人を歓迎。中には本作のモデルとなった三島高校の書道部の本物 “書道ガールズ”たちが、自分たちの書いた“ようこそ四国中央市へ”という垂れ幕で歓迎した。
表敬訪問では、成海璃子より井原巧市長へ、筆で書いた映画タイトルと自分の名前入りの色紙をプレゼント。市長からは“紙の街”である四国中央市の特産物である水引きが贈呈された。井原巧市長は、「四国中央市が舞台になった映画ができるというのはきっと、100年に1度のチャンスと言ってもいいでしょう。四国中央市一丸となって、いつ何を監督やスタッフに頼まれても大丈夫なように皆で協力します!」と市をあげての全面協力を宣言した。
また、猪股隆一監督は「ロケハンで何度も四国中央市に来ているので、今日は『帰ってきた』という思いです。本当にみなさんのお気持ちがあたたかく、映画でも人の温かみを出していきたいと思います。事実に勝るものはありません。実話であるこの『書道ガールズ』が生まれた四国中央市で映画を撮れることをとてもうれしく思います」と作品に懸ける熱い思いを語った。
そして実在の書道ガールを演じる成海は、「今日、四国中央市に到着したばかりですが、東京よりも暖かく、とてもおだやかで良い街だと思いました。実際の書道パフォーマンスを見たとき、『高校生活の全てを書道にかけている熱さがかっこいい!』と思い、彼女たちの作品を素直に『すごい!』と感動しました。昨年のわたしでも、来年のわたしでもできない、今しか見せられない役だと思いましたので、精いっぱい、がんばりますので見守ってください」と役にかける意気込みを語った。
映画『書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園-』は5月、全国公開