ユマ・サーマン、妖艶メドゥーサ姿解禁!全米で「ハリポタ」抜いた「パーシー・ジャクソン」
アメリカでベストセラーとなった児童文学「パーシー・ジャクソン」シリーズを、「ハリー・ポッター」シリーズの第一弾と第二弾でメガホンを取ったクリス・コロンバス監督が映画化した奇想天外なファンタジー・アドベンチャー『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のメインキャストが明らかになり、そのビジュアルが公開された。その中で目を引くのはなんといってもスーパーモデル並のスタイルを持つ『キル・ビル』のユマ・サーマン演じるギリシャ神話に登場するヘビの髪の毛を持つメドゥーサだ。
メドゥーサは、ギリシャ神話に登場する怪物でゴルゴーン三姉妹の一人。語源は女支配者という、ものすごいパワーの持ち主だ。見たものを石に変える魔力を持ち、海の神ポセイドンの愛人。監督のクリス・コロンバスも「ユマは世界最高の美女の一人だが、恐怖と脅威をも引き起こす女優。彼女は人を動かす力があって、自分の目を見させるように誘惑できた」とユマがメドゥーサのイメージピッタリであると称賛している。
また、半神半馬のケンタウロス族の賢者ケイロンに『007』のボンドを演じたピアース・ブロスナン。ピアースは蛍光性のスパンデックス製レオタード姿というかなり恥ずかしい格好のまま撮影を行っていたとのこと。ピアース・ブロスナンはそのことを「かなりの度胸が必要」と語っている。自身の息子たちもこの原作の大ファンだという。
そのほかゼウスに『ロード・オブ・ザ・リング』のショーン・ビーン、主人公のパーシーを演じるローガン・ラーマンは、その演技力と容姿から次世代のファンタジー映画を担うハリウッドの実力派若手として注目を浴びている。
物語はギリシャ神話の神の息子であると告げられたアメリカの寄宿学校生、パーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)が仲間とともにゼウスの雷撃を探す旅に出ることになるところから物語は展開。予言の神は4つの神託を下すが、旅の途中にはオリンポスの神々との出会いや敵との戦いが待ち受ける。
映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』2010年2月26日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開