超かれんな15歳の森ガール!『ラブリーボーン』シアーシャは13歳でアカデミー賞にノミネート経験の実力派
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督最新作映画『ラブリーボーン』で、14歳で殺害されてしまう悲劇のヒロインを熱演したシアーシャ・ローナンが今はやりの森ガールとして人気を呼びそうだ。本作では天国から家族を見守る中で、自分自身も精神的に成長していくという難しい役どころを見事に演じ、早くもアカデミー賞主演女優賞の呼び声も高い。
13歳のときに映画『つぐない』で、2007年のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたシアーシャは現在15歳。彼女は15歳にして2度目のアカデミー賞ノミネートを狙えるだけの実力を持つ天性の女優でもある。アメリカニューヨークで生まれ、アイルランド人の両親を持つシアーシャはそのキャリアを9歳でスタートさせ、アイルランドのテレビシリーズなどで活躍する。『ラブリーボーン』への出演が決まったのは、俳優である父親が娘の芝居を撮影したビデオを監督に送ったのがきっかけだという。
金髪に青い瞳、透き通るような肌のシアーシャはまるで天使のようで、天国から愛する人々を見守り続けるという役柄にぴたりとハマっている。疑うことなき美少女のシアーシャだが、その自然体がいかにも近所に住んでいるちょっときれいな女の子という感じなのにも親近感がわく。日本の女優に例えるなら、今はやりの「森ガール」系と称される蒼井優と似ているかもしれない。森ガールと呼ばれる「森にいそうな女の子」というイメージの、女性が好む独特のファッションやライフスタイルは、今や日本の文化がブームの海外でも通用するかも!?
海外版「森ガール」候補のシアーシャ・ローナンが体当たりで主人公を演じる『ラブリーボーン』では、劇中で彼女が身に着けている手編みのニット帽やレトロ感漂うファッションも必見! あのスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を担当した本作はサスペンスでもあり、家族のきずなやラブストーリーを描いた感動作でもあり、最新のVFX映像まで楽しめてしまう優れもの。なおシアーシャは、21日に来日記者会見を行う予定。
映画『ラブリーボーン』は1月29日より全国公開