当選倍率50倍!赤西仁率いるLANDSが最初で最後のライブ決行で2,800人が大興奮!岩井俊二もサプライズ登場
19日、東京・渋谷AXで映画『BANDAGE バンデイジ』ライブイベントが行われ、劇中に登場するバンド「LANDS」が一夜限りの特別ライブを決行。主演を務める赤西仁(ボーカル)、金子ノブアキ(ドラム)、そして本作の監督も務める小林武史(キーボード)の3人がサポートメンバーとともに全7曲を披露した。
この日は2回公演で、当選倍率50倍を勝ち抜いた合計2,800人の幸運なファンが会場に集結。ライブハウスという濃密な空間で、赤西らLANDSのライブを堪能できるとあって、場内が暗転し1曲目が始まった瞬間、観客のボルテージはいきなり最高潮に達した。「ようこそ、LANDSのファースト・アンド・ラストライブへ! 楽しんでますか? 盛り上がってますか?」とMCで観客をあおる赤西。その後もバンドは、大ヒット中の映画の勢いそのままに、疾走感あふれる演奏を展開し、先日発売されたアルバムに収録の「サンキュー」でライブは幕を閉じた。
ライブ終了後に行われたトークイベントで、赤西は「どの曲に対しても愛情がすごくあるので、今日はバンデイジの集大成をお披露目できてうれしい。最後の『サンキュー』の歌詞は、小林さんの本音ですよね」とコメント。小林も「僕の気持ちはもちろん、みんなの感謝がこもっている」と語り、ファンに頭を下げた。また、2階席からライブを目撃していた脚本の岩井俊二がサプライズでステージに登場し、「感動しました。なんで(LANDSとしての活動を)終わらせようとするのか……。紅白とかないんですかねー」とファンの気持ちを代弁すると、観客からは大きな歓声が沸き起こった。
以下、セットリスト
1.オリンポス
2.勇気
3.鼓動
4.二十歳の戦争
5.元気 perfect issue
6.BANDAGE
7.サンキュー
『BANDAGE バンデイジ』は1990年代のバンドブームを背景に、メジャーデビューを目指すバンド「LANDS」の成長やメンバー間の確執、淡い恋愛をスタイリッシュな映像と音楽で描いた青春映画。脚本は『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』で小林とコラボレートしてきた岩井俊二が手掛ける。
映画『BANDAGE バンデイジ』は全国公開中