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『アバター』ヒロインは役づくりのために3日間ほぼ裸!キャメロン監督の女性の好みはズバリ「肉食系」!?

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『アバター』のヒロイン、ネイティリ
『アバター』のヒロイン、ネイティリ - (C) 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

 第67回ゴールデン・グローブ賞で最優秀作品賞(ドラマ部門)と最優秀監督賞を受賞したジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』では、衛星パンドラに暮らす先住民ナヴィ族のプリンセス、ネイティリが勇ましいヒロインとして男子顔負けの大活躍を披露している。実はこのネイティリ、キャメロン監督が好んで描き続けてきた「戦う強いヒロイン」の最新型なのだ。

映画『アバター』写真ギャラリー

 キャメロン監督と勇ましいヒロインの歴史は、映画『ターミネーター』にさかのぼる。リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーは、未来からの刺客(アーノルド・シュワルツェネッガー)に追われながらも最後は、自ら真正面から対決することを決意し、勝利を収め、映画『ターミネーター2』では全人類の命運を背負う重要人物として、極限のバトルに挑んだ。また、『アバター』にも出演しているシガーニー・ウィーヴァーが母性あふれるヒロイン、リプリーを体当たりで演じた映画『エイリアン2』もキャメロン監督の代表作だ。

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 また、世界興収歴代第1位の金字塔を打ち立てた映画『タイタニック』でケイト・ウィンスレット演じた悲恋のヒロイン、ローズは周囲の反対を押し切り、自らの愛を貫く非常に現代的なヒロインとして描かれた。そして21世紀、スクリーンにさっそうと登場したのが映画『アバター』のヒロイン、ネイティリである。

 ジャングルで巨大生物に襲われた主人公ジェイク(サム・ワーシントン)を助ける彼女は、弓を構え、ときには敵を威嚇(いかく)する表情を見せるなど男性はもちろん、女性も思わず「カッコイイ」とほれてしまうほど。同時に生命を愛する気持ちを持ち合わせ、ジェイクとのロマンスに何の違和感も感じさせない、女性らしさも放つ。ネイティリを演じるゾーイ・サルダナは、強い女性像を生み出すため、撮影に入る前に何か月もレーニングを重ね、パンドラの環境に似たハワイで、3日間ほぼ裸に近い状態で、穴を掘ったり木に登ったりし、役づくりに励んだという。キャメロン監督も「ゾーイは、わたしが思い描いた人物のあらゆる要素をとらえた」と太鼓判だ。

 こうしてキャメロン監督が新たに誕生させ、偉大なアクションヒロインの歴史に名を刻んだネイティリの美ぼうと活躍もぜひ『アバター』で確認してほしい。

映画『アバター』は全国公開中

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