イケメン俳優・山本裕典が渡辺謙と初共演……じゃなくてがっかり!
26日、ミディアルタ富ヶ谷スタジオにて、映画『ダレン・シャン』の日本語吹き替え版で主人公の声優を務める山本裕典がアフレコ収録現場を公開した。
今回声優初挑戦となる山本は、「自分のお芝居じゃないものに、声をあてることの難しさを実感しました」と声優ならではの苦労を学んだ様子。初めてということで緊張し、入念に事前準備をしたそうで「家に引きこもって6回くらい作品を観て、セリフを全部頭にインプットして挑みました。そうしたらスタッフの人が『こんなにタイミングがバッチリな人いないよ』と言ってくれたんです!」とうれしそうに語り、その努力家ぶりにマスコミ陣も感心していた。
ハリウッド製作である本作には日本から渡辺謙が出演しており、本人が日本語版の吹き替えも担当している。その話題になった際「アフレコって、ワンシーンにみんなが集まってやると思っていたので、謙さんに会えると期待していたんです。でも来てみたらスタッフしかいなくて『もうほかの人は終わっているよ』と言われて(笑)」と初々しい勘違いエピソードを明かし「いつかイベントでお会いできたら、話をしてみたい。あっちの世界の話を聞いてみたいです!」と世界を舞台に活躍する先輩俳優との面会を熱望していた。
本作は世界中に熱狂的なファンを持ち、日本でも小説とコミックがシリーズ累計640万部の売上を誇る原作を映画化したダーク・ファンタジー。平凡な日常を送っていた少年が毒グモにかまれた親友を救うためにバンパイアと取引して半バンパイアとなり、想像を絶する人生を歩む様を描く。渡辺謙や『シカゴ』のジョン・C・ライリーなど実力派俳優が脇を固めている。
映画『ダレン・シャン』は3月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開