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ティム・バートン監督、今年のカンヌ国際映画祭で審査委員長に!

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今年のカンヌ国際映画祭の審査委員長を務めるティム・バートン
今年のカンヌ国際映画祭の審査委員長を務めるティム・バートン

 映画『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』で知られるティム・バートン監督が、5月12日から23日まで開催される、今年の第63回カンヌ国際映画祭で審査委員長を務めることになった。バートン監督自身は、1995年にジョニー・デップ主演の作品『エド・ウッド』で、カンヌ映画祭のコンペティションに選出されたことがある。

 バートン監督の今年の動向は、日本では、4月17日から公開されるルイス・キャロルの児童文学の『アリス・イン・ワンダーランド』が控えており、3Dで撮影されたこの映画には、バートン作品常連のジョニー・デップとヘレナ・ボナム=カーターなどが出演している。さらにバートン監督は、映画監督として25年以上活躍してきただけでなく、イラストレイター、画家、写真家としても活動、去年からMoMA(ミュージアム・オブ・モダン・アート)で、バートン集大成のあらゆる作品が展示されている。

 今回、審査委員長としてバートン監督を選考したことについて、カンヌ国際映画祭の会長ジル・ジャコブは「彼は、スクリーンをおとぎの国変えてしまう視覚の魔術師です。彼の甘い狂気とゴシック・ユーモアが、われわれのクローゼットに浸透し、われわれにクリスマスをもたらすことを願っています」と語っている。

 一方、バートン監督は「若いころに、3本立てや48時間のホラー映画マラソンを観てきたわたしは、ようやく審査委員長になる準備ができたようです」とこの件に関してコメントをしている。

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