生田斗真は年上キラー!?室井滋と三田佳子と暑い夏を経験？
27日、東京国際フォーラムにて、太宰治による原作の映画『人間失格』完成披露試写会が行われ、主演の生田斗真、伊勢谷友介、石原さとみ、小池栄子、室井滋、三田佳子らが登壇した。
今回、映画初出演にして初主演となる生田は、原作の太宰が、自らを投影したともいわれる主人公・大庭葉蔵を演じる。緊張した面持ちでレッドカーペットに登場した生田だったが、集まった約100名のファンに、「斗真！」の大歓声で迎えられると、安心したように笑顔を返した。
また、本作は、生田演じる主人公と、数々の女性たちとの触れ合いを描いた作品だが、特に年上女性の室井と三田の二人からは、「きっと斗真くんのファンの方が目を覆いたくなるような、大変なシーンがあります」と衝撃的な発言も。戸惑いながら、「わたしもこうなるとは思っていませんでしたが……」と語る室井が、「とにかく、とっても暑い夏でございました！」で締めると、生田は手をたたいて大笑い。年上の先輩女優にかわいがられている生田は、「こんなすてきな先輩方に囲まれての主役という立場でしたし、素晴らしい現場でした。現場のきれいな感じ、温かい感じを、感じ取ってほしい」と締めくくった。
本作は、無頼派として有名な太宰治の自伝的小説とも言われる作品を、荒戸源次郎監督が完全に映画化。恵まれた環境に生まれ育ちながらも、自己否定を続ける主人公（生田）が堕落していく様を、切なくも美しく描く。
映画『人間失格』は2月20日より角川シネマ新宿ほか全国公開