柴咲コウが60人を前に料理を披露!「愛情を込めました!」に評判は上々!
31日、ABC丸の内グラウンドで映画『食堂かたつむり』の手料理イベントが行われ、柴咲コウ、余貴美子、富永まい監督が登場。人気の「ABCクッキングスクール」に通う生徒の中から抽選で選ばれた約60人の前で、柴咲がその腕前を披露した。これまで、完成披露試写会イベントやインタビュー取材などで、料理好きをアピールしてきた柴咲。「(2月3日の節分と、映画のタイトルにちなんで)かたつむりの形をした恵方巻き、それとわたしはいつも汁物がないと食事をした気にならないので、豚汁を作ります」と説明。ちなみに恵方巻きとは、節分のときに食べると縁起がいいと言われる太巻き寿司のこと。七福神にちなんで、かんぴょう、キュウリなど7種類の食材を入れるという。意気込みを聞かれた柴咲は「家で作るのと違って、カメラがあると緊張します」と少し硬い表情だった。
柴咲が料理をしている手元の様子は、前方二つのモニターで確認できるようになっていたが、集まった60人の生徒にとっては、やはり生の柴咲が見たかったようで、全員がステージ上の柴咲に目がくぎ付けだった。恵方巻きを巻くときに「今、ものすごい愛情込めて巻いてます」と話すなど、柴咲の気合も十分。やがて料理が完成すると、いよいよ試食タイム。豚汁を食べた参加者は、「柴咲さんの愛情を受け取りました」と皆が一様に満足した様子。柴咲も自分の作った料理をパクッと食べて満足そうにしていた。この直後に丸ビルホールで行われた試写会の舞台あいさつに登壇した柴咲は、「みんなに見られながら料理をするのは大変でした。普通、そんな状態で料理はやらないので、テレビに出て料理を作っている人はすごいなと思いました」と感想を述べていた。
本作は、2008年にポプラ社から刊行され、50万部を突破した小川糸原作の同名のベストセラー小説を『ウール100%』の富永まい監督が映画化。失恋の痛手から一時的に心因性失声症を患った倫子(柴咲)が実家に戻り、食堂を開いて人々を料理で癒やしていく様子を描く。「食べることは生きること」をテーマにしたじんわりと心にしみる人生賛歌だ。
映画『食堂かたつむり』は2月6日より全国公開