美人顔コンテストで優勝した23歳、激しい濡れ場を7回も!初挑戦ながらもベテラン圧倒して18禁
パク・チャヌク監督作映画『渇き』は、主演のソン・ガンホの下半身露出シーンがあることばかりが話題になっているが、ヒロインのキム・オクビンの大胆な官能シーンもすごい。本編には7回ほどの濡れ場があるが、キム・オクビンはソン・ガンホも圧倒するほどの体当たり演技を披露している。
日本ではあまり名前の知られていないキム・オクビンとは、2004年に韓国のビューティーコンテスト(どの顔が一番美人かインターネットで投票して決まる)に優勝して芸能界入りし、テレビドラマ「オーバー・ザ・レインボー」や映画『多細胞少女』に出演した、23歳の若手女優だ。
そんな彼女が官能シーンに挑戦したことで注目を集めている。キム・オクビンふんするテジュは、夫との抑圧された生活に疲れ切った人妻役。ソン・ガンホふんするバンパイアと化した牧師と出会い愛欲に溺れていくのだが、その二人が交わるシーンがあまりにも過激なことから、本作は日本でR15指定となった(世界ではR18指定)。キム・オクビンは濡れ場初挑戦にもかかわらず大胆に胸を露出して、演技派ソン・ガンホに一歩も引けを取らない熱演を披露した。この演技によって、キム・オクビンは世界三大ファンタスティック映画祭の一つである、スペインのシッチェス・カタロニア映画祭の主演女優賞を受賞した。
キャスティング当初、彼女の存在を知らなかったというパク・チャヌク監督は、「初対面の印象は良い印象ではなく、つかみどころのない感じで彼女は“不安な魂の持ち主”なんだと思った」と明かす。しかし、そのよくいる感じのいい子ではない独特のたたずまいが、本作にはぴったりだったことから、今回の大抜てきが決まったという。
さらにパク・チャヌク監督は「彼女の手はすごく力強いんだ。指の節々がすごく太いんだよ。韓国では一般的に指が細くて小さな白い手が美人とされるんだけど、彼女は真逆だね。でもそれが、劇中でサンヒョン(ソン・ガンホ)を一度つかんだら放さないという作品のイメージを表現するにはもってこいだった」と絶賛した。キム・オクビンの大胆な濡れ場と一緒に、彼女の力強い手にも注目だ。
映画『渇き』は2月27日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国公開