ザカリー・クイント、スティーヴン・スピルバーグ監督の伝記映画で作曲家を演じる
大ヒット映画『スター・トレック』で若き日のスポックを演じたザカリー・クイントが、スティーヴン・スピルバーグ監督の次回作で主演を務めることが明らかになった。
ハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodのマイク・フレミングが伝えたところによると、ザカリーがドリームワークスが企画しているジョージ・ガーシュウィンの伝記映画でガーシュウィンを演じるとのこと。ガーシュウィンは、現代アメリカのポピュラー・ミュージックの礎を築いた名作曲家として知られており、1951年のジーン・ケリー主演映画『巴里のアメリカ人』は彼の楽曲を主題にしたミュージカルだ。すでに、ザカリーは役柄のためにアクセントのトレーニングを開始しており、早ければ4月から撮影が開始される予定だ。脚本は『SAYURI』のダグ・ライトが執筆する。
スピルバーグ監督が、次回作として予定されていた『ハーヴェイ』のリメイク版から降板したことは昨年末に明らかになっており、スケジュールの空いた監督がガーシュウィン伝記映画で製作総指揮のほかに、メガホンを取る可能性は高いとみられている。