ジョニー・デップ、キース・リチャーズのドキュメンタリー映画で監督業に復帰!
1997年の映画『ブレイブ』で長編映画監督デビューを果たしたジョニー・デップが、再びメガホンを握ることが明らかになった。
先月、セルビアで開催されたクステンドルフ国際映画祭に参加したジョニーがヨーロッパのメディアに対して語ったところによると、ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズのドキュメンタリー映画でメガホンを取るとのこと。ジョニーとキースは、大ヒット映画のシリーズ3作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』で海賊ジャック・スパロウとその父親役を演じており、ジョニーは俳優としてのキースの才能を絶賛していた。
ジョニーは、「いまでは僕も賢くなり、『ブレイブ』でメガホンを取ってから十分な時間が経過したから、また監督業に挑戦できるだろう。来週から、キース・リチャーズのドキュメンタリー映画に取り掛かる予定なんだ」と語り、すでに映画の編集担当が膨大な量のキースのコンサート映像を編集する作業に取り掛かっていることを明かした。またジョニーは、ドキュメンタリー映画にキース自身が出演することを承諾してくれたことを興奮気味に明かしている。
ジョニーがインタビューで「いまでは僕も賢くなり」と語っているのは、映画『ブレイブ』での興行的失敗を踏まえて、今回のドキュメンタリー映画で監督業に再チャレンジするという意味であろう。『ブレイブ』は、ネイティブ・アメリカンの血を引くジョニーが、アメリカにおけるネイティブ・アメリカンの現状を描いた意欲作であったが、残念ながらアメリカやヨーロッパの多くで劇場公開されず、正当な評価を受けることができなかった。