『アバター』の週末興収成績を1位の座から引きずり落としたのは低予算ラブストーリー
歴史的記録を作り上げたジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』だが、公開8週目にして米国週末興行成績が2位にランクダウンした。1位に輝いたのは、ラッセ・ハルストレム監督の低予算ラブ・ストーリー『ディアー・ジョン』(原題)で、3240万ドル(約29億円)。
ソニー・ピクチャーズは、チケットを購入した89%が女性と発表しており、バレンタインを前に女性客の関心を呼んだよう。累計興行収入ではすでに歴代トップとなっている『アバター』は2360万ドル(約21億円)で2位につけているが、15週連続で首位に輝いていた『タイタニック』と比べると少々沈みが早い気も。今後の巻き返しも注目されている。その他の興行成績では、3位にジョン・トラヴォルタ主演の『フローム・パリス・ウィズ・ラブ』(原題)、4位にメル・ギブソン主演の『エッジ・オブ・ダークネス』(原題)が入っている。