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宮崎駿監督がジブリ新作『借りぐらしのアリエッティ』の制作報告!ぼやきも絶好調!

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『借りぐらしのアリエッティ』ポスタービジュアル
『借りぐらしのアリエッティ』ポスタービジュアル - (C)2010 GNDHDDTW

 7月17日に公開が決定したジブリの新作映画『借りぐらしのアリエッティ』の制作の裏側を動画で報告する「スタジオジブリ広報部長・西岡純一のアリエッティ日記」に宮崎駿監督が登場して、制作の進捗について宮崎監督らしいぼやきを披露した。

 劇場公開日を発表したことにより、もう後戻りできない制作現場はより切迫感が増している様子で、宮崎監督は第一声で、「現場はよれよれです」とぼやいた。動画カメラに向かって「これ放送できないだろう?」と言いながら本音を漏らす様子が宮崎監督らしい。宮崎監督いわく、作画監督補佐がかなり“よれよれ”らしく顔の皮がむけてしまうぐらい大変らしい。もともと宮崎監督は物事をきびしくとらえたコメントをするのが常だが、この日も絶好調で、「(制作が公開に)間に合うか、間に合わないかは僕には本当にわからない」と本音で結んでいる。

 面白いのがその後、宮崎監督の発言をフォローするのか? との期待を抱かせて現れた西岡純一ジブリ広報部長のきまじめさ。調子のいいことは一切言わず、まじめに現在の制作進行状況を報告している。それによると『借りぐらしのアリエッティ』は全体で995カットの映画で、2月14日までに撮影が終わったカットは332カットで全体の約3分の1ということを報告し、「これはかなり危機的状況」とコメント。ただし、その報告によれば、レイアウト作業は945カットでほぼ終わり、原画は654カットでほぼ6割完成しているそうなので全体像は、ほぼ出来上がっているということだろう。制作スピードはグンとアップしているそうだ。

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 『借りぐらしのアリエッティ』は宮崎駿が脚本を担当し、監督は辛口の宮崎監督も手放しでその絵のうまさをほめたたえるジブリでアニメーター職に就いていた米林宏昌が務める。

映画『借りぐらしのアリエッティ』は7月17日公開

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