実写版「AKIRA」の監督としてウワサされるヒューズ兄弟の新作映画、『ザ・ウォーカー』予告編解禁!
実写版「AKIRA」を監督するのではないかとウワサされている注目の映画監督、ヒューズ兄弟によるデンゼル・ワシントン主演の映画『ザ・ウォーカー』の予告編が解禁された。
本作は、映画『マトリックス』シリーズのジョエル・シルヴァーが製作を務め、デンゼルとゲイリー・オールドマンが初共演を果たす戦慄(せんりつ)の新世紀サスペンスアクション。世界が崩壊した近未来を舞台に、この世に一冊だけ残った本を運び、ひたすら西へと孤独に旅する男、イーライの姿を描く。本作の監督を務めるアレンとアルバートのヒューズ兄弟は大友克洋による人気コミック「AKIRA」の実写映画化プロジェクトで交渉中と報じられており、今最も注目を集める若手監督だ。
アルバート監督は「影響を受けた日本のコンテンツは『AKIRA』だね。ずっと昔からファンだった」と明かしており、その影響を隠そうとはしない。くしくも本作の舞台は「AKIRA」と同じ、荒廃した近未来。アルバート監督は本作について「物語の舞台となっているのは、戦争か核、自然災害、あるいはそういった出来事が併発したことによって崩壊した未来の世界。その荒廃ぶりは、秩序が失われ原始的な生活に逆戻りすることになったら、この世界と人間がどうなるのかわれわれに教えてくれる。世界は無法地帯と化しているんだ」とコメントしている。
解禁された予告編では、崩壊した街並みや朽ち果てた都市のビジュアルなど、崩壊した未来像からヒューズ兄弟の確かなセンスを感じ取ることができる。アメコミを基にした映画『フロム・ヘル』でも高い評価を得たヒューズ兄弟。「AKIRA」実写映画化プロジェクトと共に本作にも期待だ。
映画『ザ・ウォーカー』は6月19日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開