「ケロロ軍曹」声優キャスト陣の和気あいあいぶりに、劉備ガンダム役を担当した梶裕貴が嫉妬
27日、シネマサンシャイン池袋にて、映画『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』の初日舞台あいさつが行われ、声優を務めたケロロ軍曹役の渡辺久美子、ギロロ伍長役の中田譲治、日向夏美役の斎藤千和、さらに同時上映作『超電影版SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』で劉備ガンダム役を担当した梶裕貴が登壇した。
映画『超劇場版 ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』写真ギャラリー
通常の舞台あいさつは大抵プロの司会者が進行役を務めるが、この日は同シリーズで絶妙なツッコミのナレーションを繰り広げている藤原啓治が司会進行を担当した。少々照れくさそうに登場した藤原は「(司会は)突っ立ってヘラヘラ笑っていればいいと言われたけど、そういうわけにもいかないですよね」とまずは自分にツッコミ。そして渡辺が映画を観終えたばかりの観客に「ほかの人にもこの映画のおもしろさを伝えて下さい!」と語りかけるとすかさず「営業になってますよ!」と切り込み、斎藤がトークの途中で「渡辺さんと中田さん、立ち位置が逆です(笑)!」と間違いを指摘すると「今さら何の意味があるんですか!」と口を挟むなど、この日もキャスト陣への鋭いツッコミと仲良しトークを繰り広げて会場を沸かせていた。
そんな風にすっかり打ち解け合った「ケロロ軍曹」シリーズのキャスト陣を見ていた梶は「みなさんチームワークいいなあ。僕は孤独だ……(笑)、まぜて下さいよ!」と仲間入りを希望する一幕も。そしてこの日、登場するなり何故か「真央ちゃん、銀メダルおめでとう!」とフィギュアスケートの浅田真央選手を祝福していた中田は本作について「シリーズの中で一番好みの出来。オープニングからすごくテンポ良くて、エンディングもしゃれている。観終えた後すがすがしい気分になれますよ!」とこの日一番上手にしっかり作品アピールをしていた。
『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』は地球(ペコポン)侵略を企むケロロ軍曹の活躍を描く人気アニメシリーズの劇場版第5弾。ある日、ケロロ軍曹が居候している日向家の中学生・冬樹の元にケロロそっくりの奇妙な石像が届けられたことをきっかけに、その謎を解き明かすべくケロロ軍曹率いるケロロ小隊と冬樹が地球の裏側のイースター島に向かい大冒険を繰り広げる。
『超電影版SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』は「三国志」をベースにしたアクション作。伝説の大陸を舞台に、悪政によって絶望に追い込まれた民を救うため、SDガンダムたちが戦いを繰り広げる様を描く。
映画『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』同時上映『超電影版SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』は全国公開中