松方弘樹の幽霊話が大暴走?島谷ひとみの画廊に幽霊が現れた!?
6日、松方弘樹主演の新作映画『ザ・ボディガード』が公開され、渋谷シアターTSUTAYAにて松方弘樹、金澤克次監督が舞台あいさつを行った。本作では島谷ひとみ演じるアーティストのボディーガードを演じている松方弘樹。撮影中の思い出を聞かれ、「島谷ひとみさんの画廊という設定のお屋敷で1週間ロケをしたとき、幽霊が出ましてね。その屋敷に監督はたった一人で一泊したんですよ」と撮影現場に霊がいたことを明かした。
「前作の映画『十三人の刺客』の撮影中も、霊が出てね」と別の作品の幽霊話を始める松方。司会者がなんとか映画の話に戻そうとするも、「今日みたいなこんな日はね、幽霊が出るんですよね……」と雨がそぼふる薄暗い天気が、霊感が強いという松方に、幽霊のことを思い出させたようだ。ちなみに作品中には幽霊は出ていないそうだが、「島谷さんの画廊のシーンを観たら、ここで幽霊が出たんだなと思い出して下さい」と、最後まで幽霊話が止まらなかった。そんな松方を尻目に、金澤克次監督は「アクションというよりも、ラブストーリーとして観て欲しいです。松方さんの豊富な女性経験が活かされています」と作品のアピールした。
7月で68歳になるという松方弘樹だが、今回はボディーガードと言う役柄で、体を張ったアクションに挑戦している。その若さの秘密を尋ねると、「見てくれは若く見えるんだけど、中身ガタガタよ。マグロとは、1時間40分も格闘するから、フラフラになるの。だからあまりカッコ悪いところは見せないように、普段から歩いてます」と、ウォーキングなどで健康を保っているそうだ。趣味のマグロ釣りに関しては、3月で一段落しており、5月からまた沖縄で釣りを始めるとのこと。「今はマグロのことしか頭にないんですよ」と笑顔で語る。俳優生活50周年を迎えた松方は、共演の島谷ひとみには「熱心で魅力的に演じていました。非常に美形だし、このまま女優を続けてくれるといいと思う」と、ベテランらしいアドバイスを。自分自身に関しては「後何年やれるのかなという思いがあります。俳優は年齢相応の役柄があるが、足腰がしっかりしていればもっとやれるんじゃないかな」と、ベテランらしい余裕の表情で最後を締めくくった。
映画『ザ・ボディガード』は元SPの男・黒沢(松方弘樹)が、新進気鋭のアーティスト・AYA(島谷ひとみ)のボディガードをするうちに、だんだんと心を通わせて行くというジャパニーズ・フィルム・ノワールだ。
映画『ザ・ボディガード』は3月6日から渋谷シアターTSUTAYAにて1週間限定の弾丸レイトショー