ロバート・デ・ニーロ、伝説のフットボール・コーチを演じる
ロバート・デ・ニーロが、新作映画で伝説のフットボール・コーチを演じることになりそうだ。この作品は、1950年代後半から1960年代にかけ、NFLで最悪のチームと言われたグリーンベイ・パッカーズを5度のリーグ優勝に導いた伝説のコーチ、ヴィンス・ロンバルディを描く作品。製作は、ロバートとはトライベッカ映画祭の共同創始者としても長年の付き合いがあるジェーン・ローゼンタールで、脚本は映画『フォレスト・ガンプ』『グッド・シェパード』の脚本を担ったエリック・ロスが参加する。監督はまだ決まっていない。
ロバートは1980年の映画『レイジング・ブル』で伝説のボクサー、ジェイク・ラモッタを演じアカデミー主演男優賞を獲得しているだけに、NFL側もロバートの出演には大賛成。「ロンバルディの情熱を正確に演じられる俳優は少ないと思うが、ロバート・デ・ニーロが加わってくれれば最高だ。アメリカの象徴ともいえる伝説のコーチを描くにふさわしい、深みのある製作陣がそろった」と満足な様子。製作は2011年に行われる予定だが、NFL側はこの作品を2012年のスーパーボールまでに公開したいようで、2012年1月27日が有力視されている。