ファラ・フォーセットさんを追悼メンバーから除外したことをアカデミー側が正式に謝罪
アカデミー賞授賞式で、過去1年間に亡くなった俳優や映画関係者を追悼するコーナーでファラ・フォーセットさんが含まれていなかった件で、アカデミー側がファラさんの家族に正式に謝罪をした。
ファラさんが含まれなかったことがニュースとなった当初、アカデミー側は、見落としたわけではなく、全員を含めることはできなかったため、検討の結果ファラさんを省いたと説明。これに対し、長年のパートナーだったライアン・オニールが苦情の手紙を書いたほか、ライアンの娘テイタム・オニールも、「アカデミーの対応を非常に残念に思う」とコメントを出している。
映画芸術科学協会の取締役ブルース・ディヴィスは、「追悼に含まれなかった方の遺族やファンに対し、授賞式の数日後に何を言っても慰めにはなりません。含まれなかったことに驚きと傷つく方も多く、それはわれわれも理解しており、申し訳なく思っています」と謝罪ではあるものの、ファラさんを含めなかったことというよりも、遺族に嫌な思いをさせたことを認識し、謝っているようだ。