石田純一、初来日『マイレージ、マイライフ』のアナ・ケンドリックにオヤジギャグ披露!
16日、東京都内某所にて、映画『マイレージ、マイライフ』で主演のジョージ・クルーニーをサポートする新入社員役を演じ、本年度アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアナ・ケンドリックの来日記者会見が行なわれ、日本のジョージ・クルーニーこと俳優の石田純一と対面した。
さわやかなライトブルーのドレスシャツ姿で登場したアナは、「日本には初めて来たので、とても興奮しています」とあいさつした。身に着けているベルトも、「昨日、原宿で買いました」とうれしそうに報告し、いたく日本が気に入ったようだ。
本作で主演のジョージ・クルーニーは、冷酷非道なリストラ宣告人を演じているが、実際は正反対だそうで、「ジョージは周りを和ませてくれる人。わたしをからかってばかりいました。まるで10代の男の子。わたしは彼の母親役でした」と和気あいあいとした撮影現場のエピソードを披露した。また、アナ自らが演じる新入社員の女性は、「芯が強くて、独立心旺盛な役。『自分の力を証明したい』という野心的な部分がある。わたしもそうしようと思いました。この役はわたしにとってもまさにチャレンジでした」と力強く語り、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた貫禄(かんろく)を見せつけた。
惜しくも受賞は逃したが、ノミネートのお祝に、石田から花束と5本指靴下をプレゼントされると、「この形(の靴下)は初めて! うれしい!」と大喜び。この靴下は、「長旅でずっと飛行機に乗っていると、ふくらはぎが締め付けられてソーセージみたいになっちゃうでしょ。そうならないように」という石田の配慮から贈られた。昨年末にプロゴルファーの東尾理子と入籍した石田は、「僕も理子にリストラされないように、『マイリコ、マイライフ』で、人生を送ろうと思います」とウイットに富んだコメントで取材陣を笑わせた。
本作は、マイレージ依存症の敏腕リストラ宣告人(ジョージ・クルーニー)の、一見軽そうだが実はそうでもない人生を、軽快なテンポで見せる重厚な人間ドラマ。映画『JUNO/ジュノ』のジェイソン・ライトマン監督が、時代をリアルに切り取った話題作だ。
映画『マイレージ、マイライフ』は3月20日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開