フィリップ・シーモア・ホフマンが狂気のミュージシャン役?ジョニー・デップの出演も?
フィリップ・シーモア・ホフマンが、アメリカのシンガー・ソングライター、ダニエル・ジョンストンを描く伝記映画で、ジョンストン役の第一候補に挙がっている。ダニエル・ジョンストンは世界中にコアなファンを持つアーティストで、精神病を抱えたびたび警察ざたを起こしながらも、その音楽が多くのミュージシャンに影響を与え続けている。
ガーディアン紙(電子版)によると、この映画で脚本と製作を務めるデヴィッド・ミラー氏は、ホフマンのほかにジョニー・デップの出演も希望しているそう。「ダニエル・ジョンストンのファンは多いからね。フィリップもそうだし、ジョン・C・ライリーも、ジョニー・デップもそうだ。でもジョニーには、ぜひ兄の役を演じてもらいたいんだ」と語っている。ダニエル・ジョンストンを描く作品としては、2005年のドキュメンタリー映画『悪魔とダニエル・ジョンストン』があるが、これとは違った部分を描き出すとのことで、現在は出演者候補たちにアプローチをかけているところのようだ。