ワケあって本編カットになったスカーレット・ヨハンソンの初監督作品!何と日本限定で無料お披露目決定
女優スカーレット・ヨハンソンが参加し監督デビューする予定だったのにもかかわらず、全編カットとなって上映されているオムニバス映画『ニューヨーク、アイラブユー』だが、今回日本のケータイ動画サイトでのみカットされたスカーレットの作品が全編公開されることが決定した。
映画『ニューヨーク、アイラブユー』は『パリ、ジュテーム』のエマニュエル・ベンビイがプロデューサーを務め、世界各国から11人の多彩な監督を集めニューヨークを舞台に10編の愛のエピソードを描いた作品く。オーランド・ブルームやヘイデン・クリステンセンが参加しており、監督には大人気ドラマの「プリズン・ブレイク」のブレット・ラトナーや、日本の岩井俊二をはじめ世界各国の多彩な監督に、これが初メガホンとなる女優のナタリー・ポートマンなど。そして、個性に満ちたエピソードをコーエン兄弟作品のタイトルデザインなどを手掛けてきたランディ・バルスマイヤーがつむいだ話題のデートムービーだ。
スカーレットが撮影した作品は、『さすらいびとの靴 ~『ニューヨーク、アイラブユー』より~』(邦題)という作品で、主演にケヴィン・ベーコンを迎え、ニューヨークの片隅で生きる1人の男がブラブラと過ごす1日が始終セピアカラーで撮られ、ケヴィン・ベーコンのシブい魅力が満載の作品だ。撮影は『カポーティ』のアダム・キンメル、編集には『羊たちの沈黙』のクレイグ・マッケイなどそうそうたるメンバーを起用。スカーレット自身も監督と脚本担当している意欲作だったが、ワケあって全編カットになっている。
スカーレットの作品がカットになった理由を『ニューヨーク、アイラブユー』のプロデューサー、エマニュエル・ベンビイに尋ねると「スカーレットの白黒の作品は、本編のテイストに合わなかったためスタッフとの協議で削られることになりました」とのことだったが、カットされたことを聞いたスカーレットの反応については「お答えできません」の一点張りだった。
そんな、お蔵入りしてしまったスカーレットの作品が今回日本でのみで公開される。日本最大のケータイ動画サイトの「QTVビデオ」にて3月27日から2週間限定で全編無料配信されることが決定したのだ。本編劇場公開と同時期にスカーレットの作品が観ることができるのは日本だけとなっている。世界的にもとってもレアな公開となるだけにぜひチェックしておきたい。
日本最大のケータイ動画サイトの「QTVビデオ」にて3月27日から2週間限定で全編無料配信
『ニューヨーク、アイラブユー』は、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ 他全国ロードショー中