新垣結衣と生田斗真の出演『ハナミズキ』、日本での撮影終え、今度は世界へ！

　一青窈の名曲「ハナミズキ」をモチーフに新垣結衣・生田斗真の出演で映画化された『ハナミズキ』が、25日に日本編の撮影を終え、主演の新垣結衣と、生田斗真がお世話になった地元の人々と和やかな打ち上げに参加した。

　映画『ハナミズキ』は一青窈の名曲「ハナミズキ」をモチーフにした珠玉の純愛映画。東京への大学受験を控え、大きな夢にひたむきに走る紗枝を新垣結衣が、漁師としての家業を継ぐため水産高校に通う康平を生田斗真が演じる。共演者も、蓮佛美沙子、ARATA、木村祐一、松重豊、向井理、薬師丸ひろ子など個性あふれる役者ばかりだ。

　本編は昨年の9月よりクランクインし、北海道や東京などでロケを行ってきたが、先週の25日の雪の降る深夜、北海道釧路にて日本編のクランクアップを迎えた。新垣は「こんなキラキラしたキレイな雪の中で終われて幸せです」と一区切りついた撮影にほっとした様子。また、この日ですべての撮影が終了した生田は「北海道は寒かったけどあったかい現場で毎日撮影が楽しみでした」とあいさつした。

　そして、翌26日には撮影でお世話になった地元の漁港の方々に、新垣・生田と映画スタッフから炊き出しを振る舞うセレモニーが行われ、新垣が真ダラの味噌汁を配り、生田は北海道の地元料理のちゃんちゃん焼を振る舞うという和やかな打上げに。漁師という過酷な役柄に挑戦した生田は漁港の方々との思い出を「漁に参加して漁師のみなさんが温かくて仕事に誇りを持っていて、役づくりとしても人生経験としても貴重な体験。鮭漁はマスターしたので力になれると思います（笑）」と振り返り、漁港の方々から大ヒットを祈願した大漁旗と、新垣から北海道名物の木彫りの熊がサプライズでプレゼントされると感激した様子を見せていた。

　新垣は生田との撮影を「生田さんにいろんな面で助けてもらいました。楽しい現場を作ってくれたり、お芝居しているときもナチュラルでいられるなって。ホントにいい時間を過ごさせてもらいました」と振り返りつつも、来月からの始まるニューヨークやカナダでの撮影について「海外でのお仕事は経験が少ないので緊張していますが、何より楽しみたいと思います」と意気込みを語っていた。生田もそんな新垣に対して「英語のセリフとか大変だと思うが、体に気を付けてがんばってほしい」とエールを送っていた。

　映画『ハナミズキ』　8月21日より全国東宝系にて公開