往年の大女優ジューン・ハヴォックが97歳で亡くなる
往年の大女優ジューン・ハヴォックがアメリカのスタンフォードにある自宅で亡くなっていたことが発表された。97歳だった。
ジューン・ハヴォックは2歳からスキルを積み上げ、映画、舞台、テレビドラマなどさまざまなジャンルで活躍した女優。戯曲の女王と言われたジプシー・ローズ・リーを姉に持ち、1959年にブロードウェイで上演され大ヒットした「ジプシー」にも姉妹で出演したが、この上演中の不満を小説にして発表したため、姉とは長い間絶縁状態になってしまった。その後も、『淑女と拳骨』などのコメディー作品などで活躍し、持ち前の歌唱力を生かして舞台に立ったりと活躍した。最近はメディアから遠ざかっていたが、今年のアカデミー賞で話題を集めたクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』の劇中歌として『ハイ ダディ ダディ』(原題)で彼女が歌った歌がカヴァーして使われたりしていた。葬儀などについてはまだ発表されていない。