「24」の終了でキーファー・サザーランドが映画化実現に興奮
テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」が第8シーズンをもって終了することが決まったが、主演のキーファー・サザーランドはドラマの方がキャンセルされたことで映画化に一歩近づけたと考えているようだ。
「映画化実現に興奮しているよ。24時間のストーリーを2時間で語ることが楽しみだ。どこを舞台にするかにもよるけど、この作品上初めて、イギリスからロシアへ、中国から日本へと移動することが可能になる」と、うれしそうだ。テレビドラマの「24 TWENTY FOUR」では、リアルタイムでキャラクターを追っていくため、例えば中国から日本へと移動する場合の時間を忠実に描かなければならないが、2時間の映画の場合はその必要がなくなるというわけだ。
「テレビドラマの場合、移動しても街の中が精一杯だった。ストーリー上、2回だけジャック・バウアーを飛行機に乗せたけど、いいアイデアじゃなかった。映画はリアルタイムという枠にとらわれなくて済むんだ」と、キーファーはデイリー・バラエティに語っている。キーファーは第8シーズンでドラマの方が打ち切りになることを残念に思いながらも、第9シーズンにゴーサインが出ていたらエグゼクティブ・プロデューサーのハワード・ゴードンは悩んだだろうとコメントし、ピークの状態で終われることに満足しているようだ。