元宝塚の貴城けい&樹里咲穂が、実在の結合双生児に!
6日、東京芸術劇場にて、ブロードウェイ・ミュージカル「サイド・ショウ」出演者取材が行われ、元宝塚歌劇団の貴城けい、樹里咲穂、大澄賢也、下村尊則、伊礼彼方、岡幸二郎らが登場した。
ミュージカル「サイド・ショウ」は、お尻が結合した状態で生まれた実在の双子、ヴァイオレット・ヒルトンとデイジー・ヒルトン姉妹の数奇な生涯を描く作品だが、この姉妹を演じる貴城と樹里は、舞台上でもずっとお尻をくっつけている状態だ。
けいこ場では、練習のためにマジックテープを付けていたそうだが、「今では自力。セルフサービスでくっついています。このままでも走れるし、踊れるよ!」と貴城が胸を張ると、樹里も「それぞれの気持ちが違っても、このままの状態でお互いについていける」と笑顔で付け加えるなど、二人の息はピッタリ。
振り付けを担当した大澄によれば、「舞台の回数を重ねるごとに、本当に一つになっている感じ。『どうなってるの?』と思うほどびっくりする」とのこと。岡も「完ぺき!」と大絶賛。
そして、本番さながらに、舞台の一部が取材陣に披露されたが、貴城と樹里のくっつき具合は、ものの見事。「皆さんもぜひやってみて!」とおすすめする貴城と樹里だった。
ミュージカル「サイド・ショウ」は、ミュージカル「ドリームガールズ」で知られるグラミー賞受賞者ヘンリー・クリーガーが作曲を担当。1997年の上演以来、トニー賞4部門にノミネートされた名作で、日本で初上演となる。
ブロードウェイ・ミュージカル「サイド・ショウ」は、4月7日より東京芸術劇場 中ホールにて公演