市原隼人、映画主題歌にRIZEとタッグで初挑戦!自らプロデューサーに直訴し『ボックス!』主題歌を!
映画『ボックス!』の主演俳優・市原隼人が、主題歌を「RIZEと一緒に作りたい!」とプロデューサーに直訴し、初タッグを実現させたことがわかった。デビュー当時から、RIZEのJESSEらと親交があったという市原に、あこがれのRIZEとのタッグの感想を聞いた。市原にとって映画の主題歌は初挑戦となる。
主題歌「LAUGH IT OUT」について、「本当に尊敬していて、いつも真っすぐなRIZEと一緒に作りたいと思いました」とまじめな顔をして語る市原に、RIZEのムードメーカーであるKeNKeNが「あたーっす!」と言うと、その場の空気が一気に和んだ。自らのメッセージを伝えるため、これまで多くの困難を乗り越えてきたJESSEは、「こうやって笑っているけど、ほんとにうれしいんだよ! 隼人がこんなに立派になってさ! おれらがデビューしたてのころは、自分たちのやりたい音楽とか、やりたいことは、いっつもNOって言われていた。それが、今、おれたちは、自分たちの好きな音を作れる。隼人も、プロデューサーに掛け合ってくれる! おれたちみんなZEROからスタートしている。だからこそ、うれしい!」といつも近くで市原の成長を見てきたJESSEは目を細めた。
「LAUGH IT OUT」というタイトルには、市原をよく知るJESSEのある思いが込められていた。「おれが一番好きなのは、隼人の笑顔。すげえ不器用なやつだけど、おれらとガハハって一緒になって笑っているときの隼人はすごく好き! アメリカンスクールのバスケのコーチが、運動し過ぎて脇腹が痛くなると『walk it out!』って立ち止まらないで、動くように言われるんだ。それと一緒で、つらいときこそ、立ち止まらないで笑顔でいようよ! ってこと」と明かした。実際、一緒にプロモーション・ビデオ撮影に臨んだ市原は、JESSEに「演じるなよ!」と念を押されたそう。「『歌っているおまえは、おまえ自身なんだから』って、JESSEに言われたんですけど、難しくて……。確かに演じていないときの自分っているけど、家族の前、友人の前での自分はそれぞれ違うんです。だから素の自分はわからなくって……」と難しい顔をした市原。「おれらが知っている“素隼人”は、くだらねえこと言って笑っている隼人!」とJESSEが、市原の肩をぽんっとたたくと、市原からほっとしたような笑顔がこぼれた。
JESSEが言うとおり、市原はピュアであるからこそ、大いに悩み、一つのことを伝えるときでも、一生懸命に考える。そんな不器用さが、市原の最大の魅力だ。「LAUGH IT OUT」は、そんな彼の魅力を愛するJESSEだからこそ生み出せた歌詞かもしれない。最後に、俳優としても活躍しているドラムの金子ノブアキに、「こないだライブでこの曲を演奏したんだよ。でも、隼人がいないと、何か違っていたよ」と言われた市原は、とてもうれしそうな笑顔を見せた。「いつか一緒にライブがしたい!」と言った市原は、きっとプロモーション・ビデオの中でもいい笑顔を見せていることだろう。市原のファンもRIZEのファンも一緒になって熱狂すること間違いなしの、ポップで力強い新曲に期待したい。
主題歌「LAUGH IT OUT」は5月19日発売
映画『ボックス!』は5月22日より全国東宝系にて全国公開