AAA西島隆弘が感激!初主演映画『愛のむきだし』が独立系映画館スタッフからも高評価
ベルリン映画祭で国際批評家連盟賞とカリガリ賞を受賞し、第9回東京フィルメックスでも観客賞を受賞するなど、国内外の観客、批評家から高い評価を受けている映画『愛のむきだし』が、全国の独立系映画館スタッフからの投票による「映画館大賞2010」で第4位に選ばれ、主演の西島隆弘が喜びのコメントを寄せた。
アクロバティックに女性のパンチラを狙う変態男を演じた西島は映画初出演、初主演でありながらすでに第83回キネマ旬報ベスト・テンで新人俳優賞、スポニチグランプリ新人賞を受賞。さらに今回、映画の目利きたちから高い評価を得たことには西島も感激したようで、「初めての映画出演で、この作品がここまで評価をいただけたことはとてもとてもうれしいです!! ありがとうございます……っが! 逆にプレシャーでもあります」とやや興奮気味。最後は「まだまだ学び、進化していきたいです」と今後の活躍を期待させるコメントをした。
『愛のむきだし』は宗教問題をはじめとする多彩で過激なエピソードが連続するエンターテインメント大作だが、劇場公開時にはおよそ4時間という上映時間の長さがネックとなって公開規模が小さかったため、ごく一部の映画館でしか観ることができなかった。だが、このたび映画館大賞2010の特集上映としてシネマヴェーラ渋谷にて4月20日18時からの上映が決定。巨大なスクリーンで観ることのできる数少ないチャンスを見逃すな!
映画館大賞は、映画館スタッフが選ぶ日本で初めての映画賞で、今年で第2回を迎えた。自館での上映の有無にかかわらず、前年に公開された映画の中から「映画ファンにスクリーンで観てもらいたい作品」を選ぶこの賞に今年は150館の独立系映画館が参加。栄えある第1位にはクリント・イーストウッド監督・主演の映画『グラン・トリノ』が輝いた。
DVD『愛のむきだし』は現在発売中 税込み:5,460円