マーティン・スコセッシ監督、時代の流れに乗って新作は3Dで
マーティン・スコセッシ監督が製作を進めている、ベストセラー児童書「ユゴーの不思議な発明」の映画化で、この映画が3Dで製作されることがわかった。この作品は、作家のブライアン・セルズニックによるもので、1930年代のパリを舞台にしたファンタジックな冒険ストーリー。すでにサシャ・バロン・コーエンやベン・キングスレーの出演が決まっており、撮影も6月にロンドンで始まる予定。
映画界で長く活躍してきたベテランのスコセッシ監督だが、3Dでの製作は初の試み。ガーディアン紙(電子版)によると、ドイツの重鎮ヴェルナー・ヘルツォーク監督も、南フランスのショーヴェ洞窟についてのドキュメンタリーを3Dで製作すると発表するなど、最近ではベテラン映画監督たちの間にも3Dの流れが広まってきているようだ。