北野武監督『アウトレイジ』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品決定!
ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を繰り広げる、「世界のキタノ」こと北野武監督が放つ本格バイオレンス・アクション映画『アウトレイジ』が第63回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決まった。今年のカンヌ国際映画祭は5月12日から23日まで開催される。
本作は、ビートたけし、椎名桔平、三浦友和、加瀬亮のほかに國村隼、杉本哲太、塚本高史、中野英雄、石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗と、北野組初参加ばかりの共演陣となる本作品は、ヤクザ世界の男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆引きなど激しい権力闘争を繰り広げるバイオレンス・アクションで、キャラクターが全員悪人という設定。
『座頭市』以来7年ぶりに本格的なバイオレンス・エンターテイメント作品に挑んだ北野監督は、カンヌ国際映画祭での上映について、「久しぶりのアクション映画だから期待感もあると思うし、自分としてもお客さんの反応が楽しみだね」とコメント。先月フランス芸術文化勲章コマンドゥールを受章したばかりの北野武。フランスでは北野作品への人気は根強く、今年のカンヌは大いに沸きそうだ。
なお、北野監督は上映に合わせ現地入りする予定。
本作はワーナー・ブラザース映画とオフィス北野の共同配給で6月12日(土)全国公開される。