27キロの減量はアカデミー賞もの!54歳デンゼル・ワシントンのナイスボディに注目!
デンゼル・ワシントンが本格的アクションに初挑戦した最新主演映画『ザ・ウォーカー』の撮影に臨むにあたり、約27キログラムも減量していたことがわかった。
本作は、『マトリックス』シリーズのジョエル・シルヴァー製作、実写版「AKIRA」の監督とうわさされるヒューズ兄弟による近未来サスペンス・アクション超大作。怪演が光るゲイリー・オールドマンとデンゼルが初共演を果たしたことでも話題となっている。撮影当時デンゼルは54歳。前作『サブウェイ123 激突』の役づくりのため、夜遅くにハンバーガーとポテト、デザートなどを食べる日々を送り、運動もせず10キログラム増やしたのだという。そこから、ナタを振り回すなど本格的アクションをこなす本作のために特別プログラムを組み、6か月かけて約27キログラムも減量したという。そのかいあって、ナタを手に職人のような早業で、複数人の敵をひと太刀で次々と片付けていくスペクタクルなシーンを見事にこなし、とても54歳とは思えない動きを見せている。
また、デンゼルのインタビュー入り最新予告編も解禁され、本人の口から撮影秘話が語られている。デンゼルはインタビューで、「東洋の影響はあるよ。スタントのトレーナーは二人ともアジア人で、うち一人はブルース・リーの弟子のダン・イノサントだ」と東洋の動きを取り入れていることを明かしている。役づくりに余念のないデンゼルは、ダンとダンの弟子ジェフ・イマダに課された、マーシャル・アーツと素手で戦うテクニックをミックスした集中訓練も見事クリア。「観客に観てほしいのは、美しい立ち回り」と監督が絶賛するほどの完成度の高いアクションに仕上がっている。「スタントは全部自分でやったよ」とちゃめっ気たっぷりにデンゼルが語っているその笑顔はとてもナイスガイだ。
大規模な戦争により文明が崩壊した世界で、一冊の本を西へ運ぶためにたった一人で30年間旅を続ける謎の男ウォーカーを演じた、今までに見たことがないデンゼルに注目したい。
映画『ザ・ウォーカー』は6月19日より丸の内ピカデリーほか全国公開