『アリス・イン・ワンダーランド』オープニング2日間興行成績は『アバター』の220%!
映画『アリス・イン・ワンダーランド』のオープニング2日間の興行成績が何と昨年12月23日に全国の831スクリーンで公開された『アバター』の5億9,000万円の220%にも上ることがわかった。『アリス・イン・ワンダーランド』の2日間の興行収入は、驚異の全国855スクリーンで13億1,653万9,200円(動員: 82万8,149人)だ。
初日で『アバター』の200%に近い興行収入をたたき出していた本作。2日目は、『アバター』をさらに引き離す結果となった。ジョニー・デップの大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』のオープニング2日間の興行収入は、9億9,200万円(最終興行収入は109億円)であったため、彼も本作で大きく記録を塗り替えたことになる。また、ティム・バートン監督にとっても、これまで過去最高の興行収入を記録した『PLANET OF THE APES 猿の惑星』や、ジョニー・デップとコンビを組んだ『チャーリーとチョコレート工場』を抜いて歴代ナンバーワンの記録となっている。
先に上映が始まっていたアメリカやイギリスでは、デパートのショーウインドーが『アリス・イン・ワンダーランド』一色になっていたり、大人から子どもまで、『アリス・イン・ワンダーランド』の話題で持ちきりになっていたり、「アリス現象」が巻き起こっていた本作。
日本でも、54.5%が日本語吹替版と、子どもたちからの人気もうかがえる結果となっており、関連グッズやタイアップ商品売れ行きも絶好調。また、オープニング興行収入の81%は3D上映によるものだったが、都心の2D上映の劇場も満席になるなど、ついに日本にも「アリス現象」が到来したといった感じだ。
19歳になり、再び「うさぎ穴」に落ちたアリスが、ワンダーランドの運命を懸けた戦いに巻き込まれていくという本作。アリスの冒険はどこまで興行収入を伸ばし、記録を作り続けていくのだろうか? 今後も『アリス・イン・ワンダーランド』から目が離せない。