ガン治療で髪が抜けたマイケル・C・ホール、新作映画では約100万円のカツラを使用
悪性リンパ腫の一種、ホジキンリンパ腫の治療をしていたテレビドラマ「デクスター ~警察官は殺人鬼」のマイケル・C・ホールが新作映画で高額なカツラを着用することになった。
WENNによると、マイケルの最後の化学療法は3月10日で、映画『イースト・フィフス・ブリス』(原題)の撮影には髪が元どおりに戻らないため、制作側は最高級のカツラを用意することにしたという。「カツラは人毛でできていて、1本1本がベースに編みこまれている。約1万ドル(約93万円)という値段なので、プロデューサーはカツラ担当のスタッフを任命していた」と関係者はコメントしている。
マイケルは、今年のゴールデン・グローブ賞の授賞式に黒のウールキャップをかぶって出席。ファンの応援もあって、テレビシリーズ/ドラマ部門で主演男優賞を獲得している。今年の後半にはテレビドラマ「デクスター ~警察官は殺人鬼」の第5シーズンの撮影が開始される予定で、その頃にはトレードマークの髪も自前のものとなるだろう。