こんなにかわいい子にこんな拷問アリ?フレディくんロープでグルグル巻の衝撃の変身シーン!
世界的ヒット・メーカー、リュック・ベッソン監督による実写と3DCGアニメを融合した映画『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』で、フレディ・ハイモア演じる主人公アーサーの、ミニモイへと変身するシーンが話題になっている。
映画『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』より、ハイモア君の変身シーン
話題になっているのは、ミニモイたちの国への扉が開く満月の日を心待ちにしていたアーサーのもとに「助けて」と書かれた米粒がミニモイたちから送られてきて、アーサーがミニモイたちの国に行くために小人になるシーンだ。月光が雲に遮られてしまい、小さくなれなくなったアーサーは秘術を用いて小さくなろうとする。小さい子どもも楽しめる映画なので凄惨(せいさん)な印象はまったくないものの、やっていることはまるで拷問。
だが、このシーンこそ実写と3DCGアニメが融合する、本作の真骨頂ともいえる場面なのだ。荒縄でぐるぐる巻きにされたアーサーは力任せに引っ張られ、やがて神秘的な黄色い光に包まれる。そうすることによってアーサーは体長2ミリのミニモイへと変身し、新たな冒険へと旅立つのだ。
この縄でぐるぐる巻きにされる場面は実際に観てもらわないとなかなかすごさが伝わりにくいが、一度観ればどれほど斬新なシーンかはわかってもらえるはず。呪術(じゅじゅつ)のおどろおどろしさが渦巻く中で、アーサーの勇気が試される物語中でも重要な位置を占める場面。まさにリュック・ベッソンのマジックが発揮された名場面だ。
映画『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』は4月29日より新宿ピカデリーほかにて全国公開