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塚本晋也監督『鉄男』にナイン・インチ・ネイルズが活動休止を返上し書き下ろしエンディングテーマ曲提供

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第9回トライベッカ映画祭にてナイン・インチ・ネイルズの楽曲提供を発表する塚本晋也監督(左は主演のエリック・ボシック)
第9回トライベッカ映画祭にてナイン・インチ・ネイルズの楽曲提供を発表する塚本晋也監督(左は主演のエリック・ボシック)

 現在ニューヨークで開催中の第9回トライベッカ映画祭に、映画『鉄男 THE BULLET MAN』が正式出品され、渡米した塚本晋也監督と主演俳優エリック・ボシックがトークイベントに出席した。この席で活動休止中だったナイン・インチ・ネイルズが書き下ろした新曲を『鉄男 THE BULLET MAN』のエンディングテーマに提供したことが発表された。

映画『鉄男 THE BULLET MAN』写真ギャラリー

 ナイン・インチ・ネイルズ(NINE INCH NAILS)は、2009年の世界ツアーを最後に活動休止状態にあったが、その中心人物トレント・レズナーが、大ファンを公言する塚本晋也監督の最新作『鉄男 THE BULLET MAN』に共感し、エンディングテーマとして「THEME FOR TETSUO THE BULLET MAN」を提供することになった。

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 ナイン・インチ・ネイルズにとって、デヴィッド・リンチ監督『ロスト・ハイウェイ』以来となる映画への書き下ろし楽曲となる。

 塚本監督は今回の経緯について、「『鉄男II』の後にナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー氏からファンレターをもらい、ビデオ・クリップの監督依頼を受けたが実現しなかった。しかしこの映画でお互いの20年間の夢がとうとうかなった。しかも『鉄男』という最も理想的な形で彼らと合体できました」と念願かなっての起用だったことを明かした。

 なお現地時間25日夜の北米プレミアでは、ナイン・インチ・ネイルズによるエンディングテーマ版『鉄男 THE BULLET MAN』が世界初上映となる。

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