成海璃子が凛々しいはかま姿、縦4メートル×横6メートルの巨大な紙で大スケール書道をナマ披露
27日、映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』の公開直前イベントが、池袋のサンシャインシティで行なわれ、出演した成海璃子、山下リオ、桜庭ななみ、高畑充希、小島藤子が劇中同様に巨大な筆で書道を行うパフォーマンスを見せた。
りりしいはかまに赤いたすき掛けをした、おそろいの衣装で現れた書道ガールズの面々と共に、猪股隆一監督、先生役の金子ノブアキ、主題歌「大切」を提供したFUNKY MOKEY BABYSも参加。そしてファンモンの生ライブ曲に合わせ、書道部部長里子に成り切った成海が、重さ20キロ以上ある大筆を豪快に走らせ『絆』と書いた。そして、その周りでは山下ら書道部員たちがきびきびと動きながら自慢の筆を披露した。
突然のイベントにつられて集まった約2,000人の見物人に囲まれて、成海 はさすがに緊張した面持ちで、「あんまり覚えていない。撮影後の久しぶりのパフォーマンスでした。しかも今回は皆の前で、生でやったので一番緊張しました」と素足を真っ黒にし、息も絶え絶えに語った。一方、大量の墨汁が入ったおけを持って成海をサポートした桜庭は、「璃子ちゃんが一生懸命やっていたので、おけを落としたらどうしようと思いました」とこちらも大分緊張したようだったが、終わってからはホッとした笑顔をのぞかせた。
その後、舞台を劇場に移した上映会で成海は「1か月前からけいこして、みんな吹き替えなしで自ら書道をしています。観ていただいた方には何か感じてもらえる作品になればいいなと思います」 と熱い意気込みであいさつした。
本作は愛媛県のとある高校の書道部員たちが、不況の町を盛り上げるため「書道パフォーマンス」を行ったところ地元テレビなどで話題になり、全国の高校生たちが書道を競い合うイベント「書道パフォーマンス甲子園」を立ち上げるまでに至った実話を基にした青春映画。
映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』は5月15日より新宿バルト9ほかにて 全国公開