仲里依紗は、ムダ毛のお手入れで忙しい…三池崇史監督がセクハラトークさく裂
1日、丸の内TOEI1で映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』の初日舞台あいさつが行われ、哀川翔、仲里依紗、阿部力、井上正大、田中直樹(ココリコ)、ガダルカナルタカ、脚本の宮藤官九郎、三池崇史監督が登場した。
芸歴25周年、48歳を迎えた哀川が演じるゼブラーマンは、世界最年長のかぶりものヒーロー。撮影中に200時間以上ワイヤーにつられたのを筆頭に、数々の記録ずくめの一本となった。主な数字を挙げていくと、撮影開始から190日間中、約100日、約1,000時間の宣伝活動で、北から南まで全国30箇所を縦断。全国で約300媒体の取材を受け、舞台あいさつ・イベントなどで集まった約30,000人の前でPRを行うといった具合だ。本作のために駆けずり回ってきた哀川に敬意を払うため、ギネスブックに申請することが発表された。舞台上に登壇した哀川は「『ゼブラーマン』、ついに公開されました。25周年をやろうとみなさんが言ってくださって、完成した作品です。うれしく思っています」と感無量な様子でうれしそうにしていたのが印象的だった。
この日の仲は、連日のプロモーションで非常に疲れた様子。そんな彼女の様子を見た三池監督は「仲さん、疲れてるんですよね。ムダ毛のお手入れをしたり、けっこう忙しかったんでね」とセクハラ寸前のジョークを発すると、「誰か、この人のマイク止めて!!」と制止するタカ。しかしそこから気を取り直した仲は、「歌手デビューをすると聞いて、正直、歌も苦手だし、どうしようかなと思いました。アクションもやったこともないし、不安だらけでした。でも、やっていくうちにどんどん楽しくなっていっていきました」と充実感がみなぎっている様子。そんな彼女に対して、「女優という概念を変えるような人にきっとなってくんだろうなと。変な男で、ドロップアウトしないように、どんなに疲れてても、別にとか言わないで。皆さんも疲れてるんだなと思ってあげてくださいよ」と三池監督がフォローすると、仲も「そんなこと言いませんよ~!」と答え、会場は笑いに包まれた。
本作は、哀川翔主演、三池崇史監督、脚本の宮藤官九郎らがトリプルタッグを組んだ2004年のヒーローアクション映画『ゼブラーマン』の続編。西暦2025年の東京=ゼブラシティを舞台に、仲里依紗演じるなまめかしいゼブラクイーン、白ゼブラ、黒ゼブラなど4人のゼブラーマンが入り乱れ、暴走する。
映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』は全国公開中