悪女・堀北真希の相手役に高良健吾が決定!刑事役には船越英一郎-映画『白夜行』
すでに堀北真希が悪女・唐沢雪穂役で映画化されることが公表されていた東野圭吾原作の映画『白夜行』の新たなキャスト、監督が発表され、幼少のころの事件をきっかけに雪穂と運命を共にする幼なじみを高良健吾が演じ、二人の成長を見守る刑事を船越英一郎が演じることがわかった。
原作は累計180万部以上を売り上げたミステリーで、山田孝之、綾瀬はるか主演でドラマ化されたことも記億に新しいが、今回の映画化では主人公の悪女、唐沢雪穂に堀北真希が決定し話題になっていた。
映画『ソラニン』『ボックス!』など話題作への出演が続く高良はオファー時に台本を読み、正直「キツイ」と思ったのだという。「だけど、監督と話すうちに、自分が最初考えていたキャラクターよりも人間的だし、悩み苦しんでいるのだと思いました。今は、監督を信じて役を演じきることが、僕のやるべきことなのだと思っています」と自分なりのアプローチで新境地に挑戦することを明かした。
また、多くのテレビドラマで刑事役を演じてきた船越は今回、『白夜行』という世界の中で刑事、笹垣を演じるにあたって、原作ともテレビドラマとも違う「何ものにもとらわれない映画の中の笹垣が演じられればと思っています」と意気込みを語る一方で、「原作ファンの期待を損ねないように丁寧に演じていきたい」と原作がベストセラーならではの心遣いも。
このような豪華な主演者たちを率いるのは映画『60歳のラブレター』『半分の月がのぼる空』など、作品のオファーが途切れない33歳の若手、深川栄洋監督。
映画『白夜行』は2011年春、全国公開予定