山崎まさよし、新婚ほやほやで左手の薬指には指輪がキラッ!でも演じたのは10人の愛人を持つ男
10日、シネセゾン渋谷で映画『BUNGO -日本文学シネマ- グッド・バイ』の公開記念舞台あいさつが行われ、主演を務めるシンガーの山崎まさよしと篠原哲雄監督が登壇した。
太宰治原作の本作で、10人もの愛人を持つ男性を演じた山崎は、「美容室で(愛人の)ポケットにお金をしのばせ、『グッドバイ』と別れを告げるシーンで、撮影現場の女性スタッフから本気で『最低!!』って言われて。ある種、しめたもんだなと思った」と語り、ダメ男という役柄にまんざらでもない様子。 山崎の俳優デビュー作の映画『月とキャベツ』でもメガホンを取った篠原監督は、「あのころより数段、演技がうまくなった。またやりましょう!」と山崎の演技に太鼓判。次回作出演にラブコールを送っていた。
山崎は今年3月に一般女性との結婚を発表。この日も左手の薬指には指輪が光っていたが、篠原監督から「それ、いつまでしてるの?」とツッコミが入り、思わず苦笑。「金属疲労するまで(指輪を)しますよ」と答えると、客席のあちこちから笑いとともに、祝福の声が上がっていた。フォトセッション時には、カメラマンから指輪を見せてほしいとリクエストされ、思わず両手を後ろに回してしまう場面も。そんな山崎の照れ屋な素顔に、ファンはとろけていた。
映画『BUNGO -日本文学シネマ- グッド・バイ』は文豪・太宰治が死の前日まで書いていた未完の絶筆をベースに映像化した文芸ドラマ。愛人10人との関係にケリをつけたい主人公・田島(山崎)が、ニセモノの妻(水川あさみ)を連れて、各愛人を訪れるというユーモアあふれる作品。
映画『BUNGO -日本文学シネマ- グッド・バイ』はシネセゾン渋谷で公開中。6月19日にアニプレックスからDVDが販売される。