『シャッター アイランド』予想を超えた大ヒット!タイトルに隠れていた謎とは?
『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが再びタッグを組んだ、不可解な事件が起きた孤島を舞台に、謎解きを展開する本格ミステリー大作『シャッター アイランド』が日本国内で当初の予測を超えた大ヒットとなっている。
すでに公開5週目を迎えた今でも全国映画ランキング(興行通信社調べ5/8-5/9)の10位以内に残っており、興収は15億5,700万。動員数は124万人を突破している。また、超・日本語吹替版のシェアは23.3パーセントになっており、字幕版と吹替版の日本語部分を同じ人物が担当することで微妙なズレを補整し、違和感のない話し言葉にこだわることだという超・日本語吹替版が多くの人に受け入れられているということがわかる。
そんな『シャッターアイランド』のタイトルに隠されていた事実が新たに明かされた。劇中ではアナグラムという言葉遊びで、単語または文の中の文字をいくつか入れ替えることによって全く別の意味にさせるという暗号で、謎を巧妙に隠していた。実はこのタイトル『SHUTTER ISLAND』-シャッターアイランドもアナグラムによって文字を並び変えると「TRUTHS AND LIES」-真実(現実)と嘘(妄想)となり、まさに本作のテーマである「真実は、現実なのか、そして人々の語る言葉は嘘なのか妄想なのか」というテーマが浮き上がってくるのだ。日本人にはピンとこない謎の解明かもしれないが、原作者はかなりのキレもの。もしかして映画の中にまだまだ謎は隠れているのかも。
映画『シャッター アイランド』は、TOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開中