世界が注目！上海万国博覧会イベントで高良健吾、谷村美月出演『おにいちゃんのハナビ』公式上映

　若手実力派俳優の筆頭とも言われる高良健吾と谷村美月が出演する実話を基に描いた兄と妹の感動の映画『おにいちゃんのハナビ』が、上海万国博覧会の関連イベントとして行われる、「2010上海・日本映画週間」のオープニング上映作品に決定した。

　本作は、新潟県小千谷市片貝町で年に一度打ち上げられる花火大会に思いを託す、雪国の小さな町に生きた余命わずかな一人の少女と、その妹から生きる勇気をもらい、再生する兄と家族のきずなが、実話を基に描かれる。高良は上海での上映について、「僕の好きなマンガに、火薬で人を殺すこともできるが、人を感動させることもできるとあります。思いを乗せ、一瞬で散る花火。とても美しいです。思いが詰まったモノは伝わると信じたい。中国の皆さんに、この映画の思いが伝わると信じます。やはり、映画はすてきですね。こうやって国境を越えてつながるから幸せです」と日本にとどまらず中国や世界の人々と思いを共有できることに感動していることを明かした。

　同作が上映されるのは、6月13日、日本映画週間でのオープニングセレモニーで高良健吾と谷村美月が舞台あいさつに登壇する予定。また、14日の上海万博「JAPAN WEEK」関連イベントのオープニングセレモニーでも上映が予定されており、監督の国本雅広が参加する。

　昨年撮影中には、白血病に冒され病と闘う妹の華（はな）を演じる谷村美月が、役づくりのため、本人自身が丸刈りになったことでも話題となった。また主題歌として、藤井フミヤ書き下ろしの最新曲「今、君に言っておこう」が決定し、藤井が詞曲共に自身が手掛けるのは2006年以来4年ぶりとなる。

映画『おにいちゃんのハナビ』は2010年 秋全国公開