ローリング・ストーンズの絶頂期を追ったドキュメンタリー映画が日本で緊急公開決定!
現在開催中の第63回カンヌ国際映画祭にて、監督週間の特別上映作品として上映されたドキュメンタリー映画『ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実』が、日本でも緊急公開されることが決定した。
本作はイギリスのロックバンド、ローリング・ストーンズが1972年に発表した2枚組アルバム「メイン・ストリートのならず者」の当時の制作現場の貴重な映像や、現在のメンバー自身のインタビューを収めたドキュメンタリー映画で、5月19日にミック・ジャガーと監督のスティーヴン・カイヤック参加のもと、カンヌ国際映画祭にて上映された。
アルバム「メイン・ストリートのならず者」は、ローリング・ストーンズの作品の中でも傑作の一つと評されている作品で、本作ではそんなアルバムにまつわるさまざまなストーリーが浮き彫りにされている。
ローリング・ストーンズといえば、2008年に公開された巨匠マーティン・スコセッシが監督し2008年に公開されたドキュメンタリー映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』も記億に新しいところだが、こちらの作品が2006年に行われたライブの模様を収めたドキュメンタリーなのに対し、本作では彼らの絶頂期である1972年当時の様子を観ることができる貴重な映画となっている。
映画『ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実』は、アルバム「メイン・ストリートのならず者」を発表する直前の1971年、イギリスの高い所得税から逃れるためにメンバーがフランスに移住し、カンヌ近くの別荘に暮らしてレコーディングをスタートさせたいきさつと、アルバムにまつわる様々なストーリーに迫った作品。
バンドの初代リーダーであるブライアン・ジョーンズの死や、プライベートでのトラブルなど、さまざまな困難を乗り越えて完成されたこのアルバムは、大ヒット曲「ダイスを転がせ」などを収録し、ファンの間では傑作として名高い作品となっており、2010年に未発表曲が追加されてリマスター版として復刻発売されている。映画同様、こちらにも注目が集まりそうだ。
映画『ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実』 7月12日よりアップリンク・ファクトリーほかにて全国公開