北野武監督『アウトレイジ』、本選前の国際批評家連盟賞は逃す
第63回カンヌ国際映画祭
第63回カンヌ国際映画祭本賞の発表を前に、現地時間22日、国際批評家連盟賞とエキメリック賞(全キリスト協会賞)の各賞が発表された。コンペティション部門の北野武監督『アウトレイジ』と、ある視点部門の中田秀夫監督『チャットルーム』も参考対象となっていたが、賞を逃した。受賞結果は以下の通り。
【国際批評家連盟賞】
〈コンペティション部門〉
『オン・ツアー』(フランス) マチュー・アマルリック監督
〈ある視点部門〉
『アドリエンヌ・パル』(ハンガリー) アグネス・コチシュ監督
〈新人監督部門〉
『Todos vos sodes capitans』(スペイン) オルベル・ラセ監督
【エキュメリック賞】
『オブ・ゴッド・アンド・メン』(フランス) グザヴィエ・ボーヴォワ
〈スペシャル・メンション〉
『アナザー・イヤー』(イギリス) マイク・リー監督
『ポエトリー』(韓国) イ・チャンドン監督
(取材・文:中山治美)