映画撮影中に盗難さわぎで警察沙汰!地元の人が犯人を激写!そこには意外な人物が…
ロングランヒットとなった映画『SR サイタマノラッパー』の入江悠監督、待望の青春音楽映画第2弾、映画『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』だが、昨秋の撮影中に珍事件が起こり警察まで出動する騒ぎになっていたことがわかった。
映画『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』ギャラリー
前作は埼玉県の田舎町を舞台にラッパーを目指す青年たちの出来事を描いていたが、今回はなぜか舞台をより北の群馬県に移し、少女たちが主人公となっている青春音楽映画。撮影中に起きたという珍事件は、劇中で伝説のライブの会場となった巨大な一枚岩、通称・竹田岩が事の発端だった。
撮影終了後に河原から撤去する予定だった竹田岩は重量400キログラムという重さで、トラックに積み込んだもののタイヤが砂地にめり込んでしまいトラックが動かない。スタッフはあきらめて翌朝、別のトラックで岩をけん引しようとその日は撤収した。
だが事件はその夜に起こった。地元民から警察に「岩泥棒がいる」との通報があったのだ。犯人をとらえたという写真には、夜に岩を移動しようとしている人々の姿が。通報を受けた地元警察は、トラックにプリントされていた建設会社の社長に事情聴取を行ったが、実はこの中島建設こそが、この巨大な竹田岩を作った業者だったのだ。一枚岩は高く売れるらしいので住民の心配ももっともだが、入江監督の知り合いで岩作りを無料で引き受けた中島建設にとってはいい迷惑の通報という事の顛末(てんまつ)となった。
映画の完成度はもちろん、地元民をも欺いた岩の見事な質感、その完成度も要チェックだ。
映画『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』は6月26日より全国公開