『座頭市』ばりのアクションシーン、ついに解禁!!アラ還とは思えぬデンゼル・ワシントンの貫禄
映画『マトリックス』シリーズのジョエル・シルヴァーが製作を務め、2度のアカデミー賞に輝いているデンゼル・ワシントンが主演を務める映画『ザ・ウォーカー』のアクションシーンがとうとう解禁された。
映画『ザ・ウォーカー』は世界が崩壊した近未来を舞台に、この世に一冊だけ残った本を運び、ひたすら西へと孤独に旅する男の姿を描くサスペンス・アクションだ。謎に包まれた主人公ウォーカーを演じるのは映画『クリムゾン・タイド』のデンゼル・ワシントン。
今回解禁されたのは、デンゼル・ワシントン演じるウォーカーがチンピラたちをたたきのめす場面で、スタント無しでアクションを演じたというデンゼルは今年56歳。だが、目にも留まらぬ動きで刀を操る動きはとても還暦を間近にしているようには見えず、チェーンソーなどで襲い掛かってくる敵にもひるまないあたりはさすがの貫禄(かんろく)だ。
本作の監督を務めた、アレン・ヒューズとアルバート・ヒューズのザ・ヒューズ・ブラザーズは以前よりうわさされているハリウッド実写版「AKIRA」の監督と目されており、とりわけアクションシーンの撮影には定評がある。複数の敵に一人で立ち向かう男の姿は日本が世界に誇る映画『座頭市』をも想起させるが、案外ルーツはそこにあるのかも?
映画『ザ・ウォーカー』は6月19日より丸の内ピカデリーほか全国公開